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第12回 ご存知ですか?傷病手当金

【納税通信】 2009年連載(全20回) 「目から‘ウロコ’」社会保険料がコストセーブできる!

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 (2009.06.22)

ご存知ですか?傷病手当金

傷病手当金とは、業務外の病気やケガで被保険者が働くことができなくなった場合、休業中支給される保険金のことです。

この傷病手当金、多くの方が、請求権利があるにもかかわらず、受給していないのです。

なぜかというと、保険には大原則があり『請求しなければもらえない』のです。 つまり、この補償について熟知していないが故に請求モレが起きているのです。

経営者こそ傷病手当金の請求を!

経営者でこの傷病手当金の請求をされている方は、更に少ないと言えます。

経営者は役員報酬なので、病気やケガで仕事を休んでも報酬を減らしていません。また、役員報酬は期首以外で変更が不可能だと思われている経営者の方も多いのです。
ただ、労務の提供がないのであれば、役員報酬の減額は可能であり、減額(0にする)すれば、保険金が請求できます。

傷病手当金は該当者・事業者双方を救う「良薬」

役員報酬を月100万円もらっている役員A氏(以下・A氏)が病気やケガで休業せざるを得なくなった場合を例にして傷病手当金請求の価値を検討してみましょう。

 

A氏は役員報酬として年額1200万円をもらっていますが、社会保険料や税金として約300万円を差引かれるので、手元に残る額は約900万円になります。このA氏が傷病手当金支給の条件に当てはまるケガや病気により、仮に1年間休業を余儀なくされた場合、傷病手当金の支給と、会社からの見舞金の支給によって、役員報酬とほぼ同額の手当を受けることができます。

 

その内訳は、まず傷病手当金として、標準報酬日額の2/3で算出した約790万円が支給されます。
さらに、見舞金を月額10万円支給した場合、年額で120万円になりますので、両者の合計は約910万円になります。

 

しかも、見舞金分120万円については非課税なので、事業者側にとっても無駄なコストを出すことなく、A氏に対して通常時とほぼ同程度の処遇にすることが可能になります。

(つづく)

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納税通信2009年連載「目からウロコ!社会保険料がコストセーブできる!」

【執筆者】
保険サービスシステム株式会社 部長
保険サービスシステム社会保険労務士法人 代表社員

特定社会保険労務士  馬場 栄 (ばば さかえ)

馬場 栄

年間約300社の経営者の相談・アドバイスを行っている。「労務リスクをなくし、中小企業を守る」を使命とし、その経営者側に立つスタンスが高い評価を得ている。

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